失敗おぜん立て症候群

takahand2005-03-28


「よい上司ほど部下をダメにする」

珍しく(?)本屋で何気なくちょっとだけ立ち読みして購入しました。
外人の方の書いたモノってちょっとどうかな?とか思っていたのですが、
いい感じでした。

「失敗おぜん立て症候群」
私も経験あります、部下の立場でも上司の立場でも。

部下の立場は、新入社員の時。
何をしても上司に怒られたり注意されたりしてました。
「なんでなんやろぉ」とか思っていたのですが、この本を読んでよくわかりました。(笑)
(単に「嫌われてる」と片付けたらダメなわけです・・・)

上司の立場は、今まさに「現在進行形」
私には、今、数ヶ月に1回新しい「部下」ができるのですが、その時、いっつも
「失敗おぜん立て症候群」に陥れていたような気がしてなりません・・・。

大切なことは、素直になること。
本にも書いてありましたが、「仕事なんて時間通り働いてお金もらえればいいや」と
考えてる人もゼロではありませんが、大部分の方は、「やる気」があるはず。(個人差あり)

そこで上司としては、その部下に「何を望んでいるか」(何が足りないのか)を素直に
「話し合う」ことが必要なんだなと。

叱る(注意する)のではなく、「話し合う」ことが大事なんです。
そして、話し合う中で叱る(注意する)時は、感情的にならず、きちんとモノゴトを整理して
証拠(?)を元に話し合わないとダメなんだなぁと思いました。

後は、「幅広い価値観」を常に持つこと。
いっぱいいっぱいになると、価値観(考え方)が偏ってしまいますが、そういう時こそ
「うーーーーーん」と唸って、他の考えや方法がないか考える余裕が必要なんだなぁと
思いました。

というわけで、1人でも部下のいる方は、必読の1冊です。

よい上司ほど部下をダメにする