スキミング

takahand2005-02-07

丁度、ゴルフ場の関係者がスキミングの「共謀」で逮捕される直前に
この本を買い読み始めました。
(読むキッカケになったのは会社でのある“事件”です、勿論)(苦笑)

何となく買ってみたのですが、非常に興味深い内容でした。
だって、キャッシュカードを持っていない人っていないでしょ?
場合によっては、複数枚持ってる人もたくさんいるわけで。

ある日、残高照会して「ゼロ」になってても銀行も警察も一切補償してくれません。
本の中には、今まで働いてきた何千万という預金がなくなってしまったっていう
「被害者」も登場してました。

仮に私がそんな被害にあったら、どうなるやろ?
間違いなく、仕事は辞めてしまうと思います。(ショックで)
自殺はしないかも知れませんが、暫く「抜け殻」のようになると思います。

私以外の誰もが「家に大金を置いておくよりも銀行に預けた方が安全やろ」という
気持ちがあるのかも知れませんが、そんなに世の中あまくありません。

「暗証番号がばれなきゃ大丈夫でしょ」とか呑気なことも言ってられません。
どこに「隠しカメラ」があるかなんてわかりませんから。

現にゴルフ場やサウナ、またATMに隠しカメラを設置して暗証番号をゲットして
犯行に及んでいる例もたくさんあるわけで。

私がよく行くサウナのロッカーにも「貴重品がなくなっても補償しません」っていう
文言が記載されており、最近は、わざわざフロントに預けるようにしています。(苦笑)
そのくらいの「予防」がフツーに必要な世の中になってるんやと思います、残念ながら。

勿論、各銀行が対策として、ICカードの導入を決めていますが、私の給料が振り込まれる
銀行はまだ未対策なんだな。(泣)

ICカードが本格的に導入されても、今までの「被害者」はどうなるんやろ?
本の中にも書いてあったけど、公害問題のように、最初は企業に「知らんぷり」されても
結局は後々で企業が苦しむことになりそうな予感が私もします。
(まぁ、そうでないと被害者が可哀想です、ほんとに。)

キャッシュカードがあぶない